FOUNDERS' STORY 01

プロダクトオーナー

何も無いところからサービスリリースまで。“本当に届けたい価値”を考えぬいて挑む。

浮田 和真

KAZUMA 

プロダクトオーナー
2020年新卒入社

PROFILE

学生時代は商店街のユーザーインタビューを通じて、ウェブサイトのプロトタイプやアプリを開発。ディップ入社1年目は『バイトル』のUIUX改善を担当し、2年目以降は『はたらこねっと』のグロースハッカーとしてアクセス解析やABテストに取り組む。現在は『スポットバイトル』のプロダクトオーナーとして主にネイティブアプリの開発責任者を勤める。

現在の仕事

私は現在、『スポットバイトル』ネイティブアプリのプロダクトオーナー(PO)を担当しています。主な仕事は、アプリ内の機能や画面など、プロダクトの中身の構成を全て決める責任者としての役割です。リリース日に合わせ、プロダクトの優先度を考えながら必要な機能を取捨選択し、開発スクラムを回していました。

入社1年目は『バイトル』や『はたらこねっと』を担当していました。「10→100をできないやつが、0→1ができるわけない」と言われたこともあり、そこで3年間、グロース経験を積みました。この経験が今の自分に繋がっています。そして2023年12月に念願の『スポットバイトル』チームに入れた時は、「やりたいことができて、ラッキーだった」と心底思いましたね。

私の挑戦 -FOUNDERS’ STORY-

POとして最も難しかったのは、やはり「自分に最終決定権がある」ことの責任の重さでした。最初はPO補佐でしたが、6月からPOになり、私の一言で全てが決まる立場に。特に10月1日のリリースが決まっており、記者会見も控えていたため、絶対に失敗できないというプレッシャーは尋常ではありませんでした。

機能の優先順位を決める際は、まず「どういうサービスを作り、何を目指すのか」をチームで認識合わせをしました。そして、リリースの期限から逆算し、「やらないこと」を明確に。既存メディアの経験からくるバイアスを深掘りし、「本当にリリース時に必要なのか?なぜ必要なのか?」を徹底的に考え抜きました。

新規事業ならではの面白さは、何もないところからエンジニアと一緒に機能を作り上げていく「ザ・ものづくり」の感覚。作っている機能が本当にミニマムなものなのかを判断すること、そして「これも必要じゃない?」と話が膨らむ中で、「本当に届けたい価値は何か」という根本に立ち返る作業は非常に難しかったです。また、開発だけでなく、法務や経理など他部署との連携も必要で、プロダクト全体を動かすことの複雑さを痛感しましたね。

私の夢

無事アプリをリリースでき、早い段階で審査も通過しました。10月1日までの期間で磨きこみもできたので、個人的には120点の出来でリリースできたと思っています。リリースから約3か月が経ち、ユーザーが申し込んで働き、給与が振り込まれるまでの一連の流れができているのは嬉しいですね。『スポットバイトル』は事業としてまだスタートラインに立ったばかりです。これからは他社のサービスに追いつき追い越せるかという中で、プロダクトをどう進化させていくかを考えていく必要があります。新規事業のPOとして、サービスを出して終わりではなく、どこまでユーザーに価値を提供し続けられるかが重要です。

個人としては、PdM(プロダクトマネージャー)を目指して、営業や広告の知識を身につけるなど、自分の領域を広げていきたいです。新規事業に関わっているからこそ、様々なポジションにチャレンジできる環境があるので、それを活かしていきたいですね。ディップは本当にチャレンジできる会社だと思います。自分のキャリアを広げるチャンスがたくさんあるので、積極的にチャレンジしてほしいです。大変なこともありますが、自分で選んだ道なら頑張る価値は十分にあると思います。

 

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