FOUNDERS' STORY 02
メディア事業本部 部長
「自らが熱く語り 仲間の心に火をつける」
ディップのマネジメントに挑戦
津村 志保
SHIHO TSUMURA
メディア事業本部 部長
2012年新卒入社
- PROFILE
1年目~2年目:メディア事業本部にて、中小企業の顧客を担当
4年目:課長職へ昇格
4~7年目:関西を中心に、都心・郊外のマーケットで課長を担う
8年目:部長職へ昇格
9年目:1人目の産育休
10年目:自身の希望で夫のいる関東に移住。部長職として復職
11年目:2人目の産育休
12年目現在:部長職として復職
- 仕事のモットー
『誰かのために、出来ないことを出来るようになる』
現在の仕事
入社後、『バイトル』を中心とした、法人営業を行ってきました。
その後、ディップの成長とともに扱うサービスラインナップも増え、
現在は『バイトル』『バイトルNEXT(社員領域)』『バイトルPRO(専門職領域)』など複数の求人メディアを扱うとともに、業務効率化を支援し生産性を上げるDXサービス『コボット』など、幅広い商材を活用しながら部長として顧客の課題解決につながる営業戦略の立案と推進・メンバー育成を担っています。
社内婚で、現在は二児の育児を夫と分担しながら、仕事と家庭を両立しています。
FOUNDERS’ STORY
「自らが熱く語り 仲間の心に火をつける」
ディップのマネジメント
部長として着任した営業部で、なかなか成果を出せずに仕事を楽しめていないメンバーがいました。どんな想いで仕事をしているのか?話を聞いていくうちに、まだ仕事の本質的な面白さに気づけていないこと、そしてその要因は「どこに向かって仕事するのか?」にある。そう感じました。
というのも、私自身、この仕事の面白さに気づかせてもらった上司の存在がありました。今では主流になっている、面接時の「履歴書不要」を当たり前にしたのは、私たちディップだと思います。入社2年目の頃、採用難の市況下で多くのお客様が応募を集められず困っていました。私たち営業も、原稿を書き直したり、提案プランを変えたりと試行錯誤するものの、効果は芳しくありません。そんな時、上司が毎日のように私たちに問いかけたのが、「ユーザーはどう思うかな?」「このお客様が大事にしていることは何だろう?」という言葉でした。
足元の応募効果や売上数字にばかり目を向けるのではなく、「どうしたらユーザーが仕事を探しやすくなるか」「どうしたら、お客様が採用しやすくなるか」ここに目を向けようと意識が変わったのを覚えています。そうしてチームでこの問いを考え続けた結果、ユーザーが応募しやすくなり、お客様が採用機会を拡げられる「履歴書不要」のアイデアが生まれたのです。初めはご理解いただけないこともありましたが、私たちの想いが伝わり、数年後にはバイトルのお仕事のほとんどが「履歴書不要」に変わりました。
仕事は、誰かの困っていることを解決するためにある。だからこそ、その「誰か」の方を常に向いて仕事することが大事なのだと、心に刻まれた出来事でした。
今度は部長となった私が、メンバーに伝える番です。「私たちは何のためにディップにいるのか?この仕事の意義は何か?どう楽しんできたのか?」を、熱く語りました。メンバーからは、「視野が広がりました!私も津村さんのように楽しみながらやってみます!」という言葉をもらい、実際に、マインドと行動が変わっていく様子を見て、自分が成長する以上にメンバーの成長を嬉しく感じました。
自分一人でできることには限界がありますが、メンバーを育てることを通して顧客に与えられる価値・インパクトは拡がっていきます。自分の想いや信念を社会へ拡げていく。これこそがディップの管理職の醍醐味だと感じています。
産育休を経て感じた、ディップの仕事の楽しさ
育休中に現場をしばらく離れ、ディップについて客観的に考える時間があったことで、この仕事の楽しさを再認識することになりました。
一つは、ディップの営業職は、自分の創意工夫によって変化や成長を感じ続けられる点です。ディップでは常に、自分をストレッチさせるようなミッションがあり、一つのミッションに応えることでまた次のミッションに挑戦をしていくことができます。
もう一つは、ディップは常に「ユーザーファースト」を大切にし、「社会を改善する」という企業理念に基づいて事業判断やサービスづくりが行われています。
「ユーザーのため、社会のためにならない機能、サービスは創らない」と、企業理念がしっかりと息づいていて、本当にユーザーのためになれるという自信を持って営業ができるのも嬉しいところです。
社会に貢献する、ではなく、社会を改善するという理念を持つディップにいるからこそ、現状に満足せず、常に顧客視点で改善点を見つけ、解決へ向けてチャレンジしていきたいと思います。
今後の目標
「ディップで働き続ける楽しさを、多くのメンバーに伝えていくこと」です。私自身、「子供を産んだら仕事より家庭」という価値観のもとで育ってきたので、二児の母として営業部長になるとは思ってもいませんでした。
ただ、次々にいただく期待やミッションがあり、変化に対して能動的に楽しみ続けた12年間。「仕事か家庭の2択でどちらかを諦める」のではなく、「両方楽しみたい」、そう思うようになりました。
もちろん仕事と育児との両立は大変な面もありますが、日々さまざまな人からのサポートを受けて今があります。誰かのために力をかしたい、そんな仲間が多いディップだからこそ、ライフステージが変わっても頑張れるのだと思います。
私自身も、仲間を応援し支える一人として、これからも自らの体験をもとに、仕事の楽しさを語り伝えていきます。