FOUNDERS' STORY 11
インフラエンジニア・SRE

半日で変更が実現するほどのスピード感。カギは自己組織化とメンバーへのリスペクト
星野 裕紀
YUKI HOSHINO
18年中途入社
インフラエンジニア・SRE

- PROFILE
学生時代は理工学部情報システムデザイン学系の学部に所属。前職では十数社のインフラを担当しつつ特定企業プロダクト専任のインフラエンジニアに。3年目でディップに転職し『はたらこねっと』『バイトル』のインフラを担当したのち、現在は『dip AI』のインフラ兼さまざまな領域を担当。
現在の仕事
当初Project発足時は、『dip AI』開発チームでインフラエンジニアとして活動しています。元々は『バイトル』のインフラリーダーをしていたのですが2023年8月から『dip AI』チームを兼務。そして12月のチーム体制変更で「星野さんには継続的に開発に入って欲しい」と言っていただいたこともあり、『dip AI』の開発に専念することになりました。現在の私の役割はEmbedded SREとしてSREのプラクティスを開発メンバーに広めていくこと、そしてサービスの高い信頼性を維持向上させていくことにあります。

私の挑戦 -FOUNDER’S STORY-
『dip AI』チームへの異動自体、私にとって新たな挑戦でした。新規事業という性質上、自分が実現したいことがよりクイックに反映されやすい環境になりましたね。自分たちで作り上げているサービスなので理解度が高く、それに伴ってスピード感のある開発ができ、必要な変更を半日程度で実現できることもあります。そして何より大切にしているのは相手をリスペクトする姿勢。かかわる人たちがガラッと変わると、それまでの常識が通用しないことも出てくると思うんですが、そういう時こそ相手の立場や視点に立って物事を考えるようにしています。
『バイトル』ユーザサイトのインフラリーダー時代だと、一番苦労したのはプレイングマネージャーとしての役割の両立ですね。インフラの実務をこなしながら、チームのマネジメントやタスク管理もしなければなりません。リーダーシップスキルを磨くために関連書籍を読み、定期的なミーティングを通じてチーム内の協力関係の強化を図りました。また、タスクの適切な割り振りを意識することで、できる人が残業でフォローするのではなく、チーム全体で過重を分散させるように心掛けました。リスペクトとも通じますが、メンバーの力を信じる大切さを学びましたね。真剣な努力が周囲の評価を変え、自己成長にも直結しプロダクトに対する責任感も成長するということを実感しました。
ディップ全体としてもスクラム開発が導入され、開発スタイルが変わってきました。変化のスピードは格段に上がっています。市場の変化にスピーディーに対応することが求められる中、新規事業も次々と生まれているため、以前よりも事業目線やユーザーへの価値提供が大切になってきているなと思います。

私の夢
現在、スクラムチームでEmbedded SREとして活動を開始する計画を立てています。dipAIのリライアビリティと開発部隊へのSREプラクティスのインストールしていき、信頼性と開発効率の向上をチーム全体でリードしていける組織へ進化していきたいです。
