FOUNDERS' STORY 01

SRE/インフラエンジニア

技術でどう事業価値を生むか。ディップ入社1年目で気づいた、エンジニアがビジネス価値を追求する真意と軌跡

横山 瑛太郎

よこやまえいたろう

25年新卒入社

PROFILE

学生時代に業務委託でモバイルアプリ開発を行っていたが、友人に誘われたハッカソンでバックエンドに興味を持ちバックエンドエンジニアとしてディップ株式会社に入社。入社後にインフラエンジニアの先輩と話す中でSREの形でインフラにも触れたいと思い、現在兼務中。最近、Conferenceに出没しているので見かけたら声をかけていただけると嬉しいです!

ビジネス価値を考えるきっかけとは

僕は現在、主力サービスである『バイトル』のリニューアルプロジェクトでAPI開発を担当しています。同時にインフラSREチームにも兼務で所属していて、システムの信頼性や可観測性について深く考える毎日を送っています。

入社後、全体研修と技術研修を終えてすぐに今のプロジェクトにアサインされました。既存APIの仕様を把握した上で、DDD(ドメイン駆動設計)によるコンテキスト分割を行ったり、負荷試験やパフォーマンスチューニングに取り組んだりと、1年目から社会的な影響範囲が非常に大きい、やりがいのあるフェーズを任せてもらっています。

配属から約1年が経ちますが、学生時代と比較して最も「マインドが変わった」と感じています。正直、入社当初は「モダンな技術を使いたい」「この言語を書きたい」といった技術志向が強かったんです。個人開発でも「動くものを作りたい」という気持ちが先行していました。

そんな僕が「ビジネス・社会貢献」の視点を持つようになったのは、ディップが向き合っている社会課題の大きさを肌で感じたからです。PO(プロダクトオーナー)やPdMと対話する中で、「それでユーザーの体験はどう変わるのか?」「社会課題の解決にどう寄与するのか?」という本質的な問いに何度も直面しました。

僕たちが向き合っているのは単なる「システム」ではなく、その先にいる「仕事を探している何百万人もの人たち」の人生です。APIの応答速度をコンマ数秒上げることは、単なる自己満足ではありません。ユーザーがよりスムーズに仕事を見つけられるようになるという、社会的な価値に直結しているんです。技術はあくまで手段であり、目的は「技術の力で社会の不便を解消すること」にある。その視点を持てたことで、エンジニアリングが僕の中で「社会貢献の手段」へと変わりました。

視点が変わると、行動も変わりました。現場の課題を「自分事」として拾うようになったんです。例えば、APIの計測漏れでボトルネックの把握が遅れるという課題を見つけた時、これが放置されれば将来的にサービス品質が下がり、ユーザーが仕事を探す障壁になってしまうと考えました。 そこで「計測の完全性を担保したい」とチームに打診し、CIチェックや計測用コードを自動挿入するCLIツールを自作しました。単にタスクをこなすのではなく、プロダクトのリスクを見つけて解消する。その積み重ねが、社会を支えるサービスの信頼性に繋がるのだと実感しています。

ディップの良さは、事業価値として納得される提案ができれば、「1年目だから」という制限なく何でもやらせてもらえるところです。発言権に関しては、何年目でも対等ですね。

こうした挑戦を支えているのがAIの活用です。最近はClaudeに実装を任せるだけでなく、第一レビューを複数のLLMに行わせたり、AIエンジニアのDevinにタスクを移譲したりしています。「手を動かしてコードを書く時間」が短縮された分、「この機能は本当に事業価値があるのか?」という本質的な思考にリソースを割けるようになりました。AIは、エンジニアがビジネス価値に向き合うための「余白」を生み出してくれる存在です。

「自己成長」と「社会貢献」

僕の軸は、常に「自己成長ができる業務内容か」にあります。ディップが素晴らしいのは、それを個人の想いに留めず、チームの仕組みにしている点です。 僕のチームのスクラム開発では、タスク割り当ては個人の「やりたいこと」を尊重する挙手制に近いですし、「数割は必ず本人のキャリアに直結するタスクを割り当てる」という具体的な取り組みも行われています。

僕には「開発もインフラも分かるSRE」になるという目標があります。バックエンドで「開発の現状」を知った上で、開発の力でトイル(反復作業)を削減し、組織全体の生産性を向上させたい。それが結果として、社会課題をより速く解決できる組織を作ることになると信じています。

実は入社時、インフラについては全く未経験でした。でも研修でインフラの先輩と話して興味を持ち、CTOにDMで相談したら即OKをいただけて(笑)、そこから兼務で知識をつけていきました。領域を越えて知識を統合し、「事業、そして社会をエンジニアリングする」存在を目指しています。

ディップは、積極性がある人がすべてのチャンスを持っていける環境です。提示された前提を疑い、自分の考えを論理的に説明できれば、1年目から社会にインパクトを与える役割に挑戦できます。 僕も最初からすべてが明確だったわけではありません。でも、新たな視点を得たことでエンジニアリングがもっと楽しくなりました。技術を使って社会を良くしていきたいという野心を持っている方、ぜひ一緒にこれからのディップを作っていきましょう!

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