FOUNDERS' STORY 05
SRE/インフラエンジニア
「箱を作るだけじゃない」ディップのインフラエンジニアが挑む、技術と事業の融合
大賀 光輝
おおがひかる
24年新卒入社
- PROFILE
SRE/インフラエンジニア 4年制専門学校を卒業後、2024年新卒入社。プロダクトのITインフラを担当する部署で「バイトル」、「スポットバイトル」や「ナースではたらこ」のインフラの構築・運用・保守に携わり、現在は組織横断プロジェクトのSREを担当。SREやDevOps、アジャイル開発の観点に即した効率的なプラットフォーム提供を推進中。趣味は写真撮影。
独自路線を歩むエンジニア志望から、インフラの道へ
僕は小学生の頃からパソコンを使い始め、中学生の時には自作もしていました。父親がIT業界で働いていた影響もあり、高校生の頃には将来はITの道に進むと決めていましたね。それで高校卒業後はIT系の専門学校に進学し、1年目で基礎を学んだ後にネットワーク専攻へ進みました。
実は、インフラに興味を持ったのは「これだ!」という強い理由があったわけではないんです。プログラミングの授業で実際にコードを書いてアプリを作る経験もしましたが、正直あまり手応えを感じられなくて。自分がそこでバリバリ活躍しているイメージが湧かなかったんです。もともと頭の回転がすごく早いタイプでもないので、ロジックを突き詰めるプログラミングより、もう少し違う分野を選びたいなと。ネットワークやインフラのような、ニッチだけど重要な領域の方が自分の活路を広げていけるんじゃないか、そんなふうに考えていました。
実際に学んでみて感じたのは、ネットワークはしっかり設計しないとそもそも動かない、という厳格さです。アプリはある程度柔軟で多少粗くても動いてしまいますが、インフラやネットワークはそうはいかない。きっちり詰めた設計が必要で、一見単純そうに見えても実はめちゃくちゃ面倒くさい設定を経てようやく通信ができるようになる。その「ちゃんとやった分だけ成果が出る」プロセスにワクワク感と魅力を感じました。
それに、インフラは目に見える形での成果は出にくいですが、誰かの「できる」を影で支える基盤になります。見えないところで誰かを支えているという感覚は、僕にとって大きなやりがいになっています。
入社1年目で0から100までのインフラ構築を経験
就活では最初、ネットワーク事業者やSIerを志望していましたが、「作って終わり」や「運用保守だけ」ではなく、もっと色々なことができる事業会社が自分には合っていると思い、ディップに興味を持ちました。
入社を決めたのは、『バイトル』という巨大なサービスに携われることと、その裏側にある技術的な面白さです。調べていくうちに、シンプルに見える求人サイトの裏側で、TerraformやAnsibleといったインフラをコード化するモダンで先端的な技術が使われていると知り、その意外性が決め手になりました。
入社後の半年間は、保守・新規立ち上げ・リプレイスと、まんべんなく経験させてもらいました。特に印象深いのが、入社2ヶ月で任された『バイトルの給与コンテンツ』のインフラ構築です。アーキテクチャの叩き台をもらった状態から、自分で検討を重ねてゼロからTerraformを書き、AWSリソースの作成、CI/CDの仕組み構築、監視ツールの導入までを一人で行いました。5月半ばに話をもらい、6月から着手して8月1日にリリースという短期間のプロジェクトでした。
課題は多かったですが、アプリ側のコードにも踏み込んで「ここはこうした方がいい」と提案するなど、部署を越えて協力できたのはいい経験でしたね。0から1を自分の手で構築したことで、仕事の基礎が自分の中に刻まれ、その後の業務理解や他部署との連携がすごくスムーズになった実感があります。
新卒研修はOJTが中心で、業務の中でドメイン知識を身につけていくスタイルでした。専門学校で学んだことと実務が違う部分もありましたが、「自分で調べ、解決できなければすぐに質問する」というサイクルが自然にできていて、誰にでも声をかけやすい環境だったので、不安なくキャッチアップできました。
ディップのインフラエンジニアは、裏側で黙々と作業するイメージとは全然違います。アプリケーションエンジニアとのコミュニケーションが想像以上に多く、要件定義の段階から「これどう?」「これいいね」と意見交換しながら進めます。自分一人では生み出せない価値をみんなで創っていく感覚に、日々やりがいを感じています。
事業の成長を技術で支える存在を目指して
組織としては、トップダウンとボトムアップのバランスがすごくいいですね。案件が降りてきても、やり方は現場に任せてもらえる。「言いたいことは言える」文化があり、ベテランの方々も新しい意見に耳を傾けてくれます。事業にプラスになる提案はどんどん採用され、経営層にも伝わっていくんです。
これからは、開発を「よりスピーディに、より簡単にできるようにする」仕組みづくりに力を入れたいと思っています。最近はDevOpsの推進やSREの活動も始まっています。 たとえばDevOpsでは、僕らが中心で運用していたバッチ処理の管理ツールを、「アプリチームが直接使えるようにした方がいい」と権限を移譲する提案をしたり、SREに関しては『バイトル』や『はたらこねっと』でSLI/SLOの導入に取り組んだりしています。
ただ「箱を作る」だけにとどまらず、組織全体の開発生産性を高め、事業の成長を技術で支えられる存在になりたいです。
最後に、これからディップを目指す方へ。自立的にいろいろやってみたい方に来てほしいですね。スキルは後からついてきます。やりたい気持ちと学ぶ姿勢があればすぐに成長できる環境です。 ディップのインフラチームはまだ「発展途上」な部分も多いですが、だからこそ自分の手で新たに作り上げていける面白さがあります。完成された環境より、自分で形にしていく方が楽しいじゃないですか。自分の裁量で設計・構築できるのは本当に魅力です。一緒に構築を楽しんでくれる仲間が増えるのを楽しみにしています!